2015年7月20日月曜日

人気屋台ランキング


 色気より食い気、というわけじゃないが、祭りに行っても屋台ばかりが気になる、という人も多いと思う。普段食卓に出されたら何てことのない食べものも、何故か祭りに行くと条件反射的に買ってしまうメニューはないだろうか。ORICON STYLEは「お祭りで食べたい屋台メニュー」と題したアンケートを実施、見ているだけで、祭りに行きたくなってしまう、そんな結果となった。

 祭りの定番メニューはなんといっても【焼きそば】、【たこ焼き】、【お好み焼き】のソース系という人が多いだろう。お好み焼き派はなんといってもボリューム重視。「屋台のメニューの中では一番食べ応えがあるので」(男性/20代社会人/埼玉県)。焼きそば派は香り重視。「ソースが焼けるあの匂いを嗅ぐとあぁ~祭りだなと思う」(女性/40代/福島県)。「夜ご飯になる」(女性/30代/京都府)なんて人も。

 たこ焼き派は、「一口ずつパクッと食べて、手も汚れない」(女性/30代/神奈川県)、「好きな人と一緒に食べることができお祭りも楽しくなる」(男性/20代社会人/東京都)、「なかなか一緒につついて食べる物ってないですよね。親近感がわいて良いと思います」(女性/30代/愛知県)。そんなカジュアルに食することができることも支持され、総合1位は【たこ焼き】という結果に。

 ところで、夏祭りということでいえば、当然上位に入ってくるのが【カキ氷】だが、これはどうやら中・高校生や学生の支持が圧倒的。「お祭りの熱気をカキ氷で冷やしたいから」(男性/専門大学生/福岡県)。冷やすのはできたらビールでお願いしたい、とも思うのだが……。「花火を見ながらカキ氷が毎年の定番」(女性/中高生/東京都)。「人ごみの蒸し暑い中で食べるのがおいしいので」(女性/40代/愛知県)。意外(?)だったが男性の支持者もかなり多い。【チョコバナナ】、【わたあめ】、【あんずあめ】といったお祭りでしか食べる機会の無い屋台スイーツ系も人気だ。

 逆に比較的高い年齢層に支持されるのが【イカ焼き】。「お祭りというとイカ焼きのにおいを思い出す」(男性/40代/東京都)。「ビールにあうから」(男性/40代/佐賀県)。「醤油のにおいにやられてしまう」(女性/30代/愛知県)。なんだか嬉しくなってきた(笑)。同様に焼き鳥も大人に人気。

 10位以下には【チヂミ】、【チャプチェ】のような韓流メニュー、【ケバブ】などの新興勢力も。最近お祭りに行っていないという人は、新メニューを調査・開拓してみてはどうだろう。

(2007年7月20日~7月24日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1000人にインターネット調査したもの) 

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